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このサイトの作り方 (10) 自宅サーバーとクラウドの二刀流運用

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これまでの連載の最後に、このサイトをクラウドと自宅サーバーの両方で動かすことにした経緯について書きます。 このサイトは元々クラウドサービス上で動かしていましたが、途中から自宅にあるサーバーでも同時に動かすようになりました。自宅のインターネット回線を使ってサイトを公開しようとしたところ、契約している回線の仕組み上、外部から自宅サーバーに直接アクセスできない制限があることが分かりました。ポートを開放するという、よくある方法が使えなかったのです。 そこで採用したのが、サーバー側から外部に向けて接続を確立するタイプの技術です。ルーターの設定を一切変更せずにサイトを公開できる仕組みで、これを知ったときは目から鱗が落ちる思いでした。固定のアドレスで運用するために、独自ドメインも取得しています。 コードの管理も、クラウド環境用と自宅サーバー環境用でリポジトリを分け、誤って片方の変更がもう片方に影響しないようにしました。画像の保存先も、クラウド環境は外部ストレージサービス、自宅サーバーは大容量の内蔵ディスクと、環境ごとに切り替えられるようにしています。 自宅サーバーは停電やネットワークの一時的な不調で落ちてしまうことがあるため、監視の仕組みが特に重要になります。実際に運用中、原因不明の接続不良やサーバーの停止に何度か遭遇し、そのたびにログを読み解いて対処してきました。 クラウドと自宅、それぞれに向き不向きがありますが、両方を経験してみることで、Webサービスの裏側の仕組みについて、実感を持って理解できるようになったと感じています。今後も機能追加や改善を続けていく予定なので、また折を見て開発の様子を書いていきたいと思います。これで、このサイトの作り方シリーズは一区切りです。読んでくださってありがとうございました。

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